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新川 仁淀川支流の風景・片木太郎先生のこと

Sinkawa032602 高知県春野町を流れる新川は、もうすぐ海、というところで海に向かう川(写真左)と高知市に向かう川(写真手前が高知市方面)に分かれる。(クリックで拡大)

私が、「新川」に興味をもったのは、片木太郎先生のおかげだ。片木太郎先生は、高校時代の美術の先生であった。私たちのクラスをもったころには、そろそろ60才になろうかというころで、淡々とのんびりと授業をしていた。授業のことはあまりおぼえていないが、自分が外国旅行にいった時のことをスライドで見せてくれたりした。そのとき、ホテルで撮った鏡に映る自分の写真のことを長々と説明してくれた。「そんなこと外国で写真撮る必要ないやん」などと思ったりした。たしか、腰をいためたとかで、重心がかたよらないようにデイパックを背負って、腰に負担がかからないように荷物の重量を制限しているためお弁当の重量まではかって、蜜柑を入れると重量オーバーする」などと言う話をしていた。バカな生徒は、そんな話しか覚えていない。そういうものだ(笑)

 ある夏の日、退屈して新聞を読んでいると、すごく気持ちのいいイラストがある随想を見つけた。まず、イラスト(版画)が気に入った。文と絵「片木太郎」と書いてあった。あれ、これ先生やん。たしか「新堀川の跳ね橋」の話だったと思う。

 それから、時々高知新聞に載る片木太郎先生の記事を探すようになった。先生の版画にはいつも小さく帽子をかぶった自分自身と「RO」(太郎の郎だと思う)という文字が入っていた。

それから、しばらくして片木先生が春野を歩いた文章が掲載された。

長浜でバスを降りて、太平洋沿いの堤防をずっと歩いて、「新川の落とし」まで歩いてかえってくる。そんな話だった。

それから「新川の落とし」を見に行きたいと思うようになった。実際見に行ったのはそれから、2年くらいあとだったと思う。ずいぶん昔の話だ。

片木太郎先生が、高知の画壇で、偉い先生だと、高知の大学に入って特設美術の生徒たちに聞いた。個展を開くとすぐ売れてしまう、人気のある先生だと、別の知り合いに聞いた。片木先生は、教員退職後、高知大学教育学部特設美術科で非常勤講師等をされ、1999年4月永眠された。

ずいぶん偉い先生だったようだが、私には正直なんだかピンとこない。

たぶん、私にとっての片木先生は、自身の版画の中でいつも帽子をかぶって立っている「RO」なのだ。(もちろんその姿は、高校で時々見かけた、偉ぶったりしていない、飄々とした、姿勢のいい、当時としては珍しいデイパックを背負った穏やかな先生と私の中でいつもオーバーラップするのだけれど・・・)

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コメント

驚きました。片木先生の血縁の方に(それも息子さんに)私の勝手な思い出の話を見ていただきコメントいただいたとは感激です。ありがとうございます。
 あのころ高校生だった私ももう40才をとうに越えました。先生とは授業以外にお話することも特になかったのですが、とても好きな先生でした。

 今でも時々先生の書かれた「歩くと絵と」の本をながめています。また、甲殿のあたりにでも「帽子をかぶって立っている男」を探しにいってみますね。

 

本当に、ありがとうございます。
あなたの感じられた通り、父は”偉い先生”ではなく、家族にとっても、穏やかな飄々とした、姿勢のいい男でした。
偶然このブログを見つけました。
よくスケッチハイキングに着いて歩いた、子供の頃の父とのことを、思い出し、父は幸せだと、確認した次第です。
今、部屋の壁から、”帽子をかぶって立っている”男が、「元気かや!」
と、言っている様です。

尾張名古屋住、長男

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