2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

おすすめブログ

よかったら見てね

  • リバーランズの由来
    このBLOGのタイトル「リバーランズ」は、1992年の米映画「リバーランズ・スルーイット」からいただきました。ロバートレッドフォード監督作品。ブラッドピットもでてて、当時の話題作なので、レンタルビデオ屋さんにもあると思います。映像がきれいな作品です。機会があったら見てみてくださいね。

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 仁淀川 柳瀬 あいの里 | トップページ | お引越し »

功名が辻 その約400年後

高知城と水害と功名が辻で一豊と千代が高知に入ってきたころの事をかいたが、その約400年後の話(昭和の末期だな)

私が地元高知の大学に通っていたとき、掛川から来ている友人がいた。

彼のことを「一豊の再来だな」などと呼ぶ教授もたまにいたが、そのころは山内一豊が以前掛川城主だったこともしらず(というか興味なかった)、ただの友人としてつき合っていた。

ある時、彼の部屋に居て何かの雑貨をもって話をしていたときだった。

「これ、えいねえ」(土佐弁→これいいね)と言っていると、彼が不意にこう言った。

「いいよ、くれてやるよ」

「え?」

「いいよ、くれてやるよ。」彼は笑顔でそう言った。

私は、すっかり面食らう。「くれてやる」って、すごくバカにした言い方じゃないか?

その日は、とりあえず何も言わなかったが、後日聞いてみた。

「くれてやる、ってすごくイヤな感じをあたえるよ」

「え、くれてやるは標準語だよ」

「ちがうって、」

「いや、標準語だって。」

つまり、掛川では、「くれてやる」は「あげる」(やるの丁寧語)と同じだと言う。

静岡市から来ていた友人にも聞く。

「わかる(理解できる)、けど、あまりつかわないかなあ」と歯切れが悪い。

結局、広辞苑ひっぱりだしてひくが、あまり要領を得なかった。ちゃんと辞書で調べられなかったのだ。←本当にみんな大学生か(笑)

今になって、ネットでしらべても「くれてやる」は辞書にないようだ。「くれる」でひいたら以下のようにあった。20数年前の疑問を今になって解決(爆)

(2)話し手または話題の人物が他者に物を与える。受け手をややいやしめた言い方。くれてやる。
「五銭の白銅を出して、剰銭(つり)は―・れて来た/多情多恨(紅葉)」「北の部屋にこめて物な―・れそ/落窪 1」
EXCITE辞書 大辞林 第二版 (三省堂) より

(関西以西では使わないが、関東方面では使うのではないか?と家内。知っている方いたら教えてください)

 今の高知の(私の感覚)では、友人とかには、「やる」をよく使う。取引先とかななら「差し上げます」「お使いください」かなあ。私の感覚では、「あげる」になると、(本来「やる」の丁寧語が「あげる」なのだが)そのていないな感じが、かえって少しこちらが優位に立っているように感じられるのであまり使わない。土佐弁で会話できる友人とかには、「あげる」は、みょうに標準語っぽくてスカした感じがするのだ。

う~む、かるい気持ちで書き始めたが、ニュアンスの微妙なところはすごく表現しづらいなあ・・・

で、何が言いたかったのかというと、土佐弁でも、男土佐弁、女土佐弁もあるし、ニュアンスも微妙だし、関西弁だと「橋」「箸」、「雲」「蜘蛛」のイントネーションもほぼ同じだが、掛川とかになるとイントネーションも変わってくるし、(事実仲の良かった静岡の友人のイントネーションもなじむまでしばらくかかった)山内一豊と家来たちが高知にやってきて、言葉の問題でずいぶん苦労したのだろうなあ・・・ということだ。

たぶん多くの関西方面から西に人がそうであるように、「標準語圏」の言葉をつかわれるとみょうになじめない、以外としられていないが排他的な高知の県民性など考えると、コミュニケーションをとろうとせっかく好意で言った「くれてやるよ」が、関係をよけい悪くしてしまったこともあったのではないか?などとみょうな妄想をしてしまう。

新幹線や飛行機で人間が移動していた「昭和の末期」でさえ、方言で苦労したのだ。

江戸の始まりのころは、おそらくものすごい違和感だったろうなあ。

「けんど、そうやきゆうて、あしゃあ、標準語らあ、つかわんぜよ~」と書いて、ふと思った、今私たちが話している土佐弁は、山内一豊と家来たちが高知にはいったあとの言葉である。

土佐弁は、掛川弁(遠州弁?)とまざった(混じった)のだろうか?高知に掛川の言葉は残っているのだろうか?謎が、またまた謎をよんでしまった。

誰かおしえとうせ~(教えてちょうだい)

« 仁淀川 柳瀬 あいの里 | トップページ | お引越し »

「旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/27029/1504982

この記事へのトラックバック一覧です: 功名が辻 その約400年後:

» 功名が辻〈1〉 [Shoulder.jp]
功名が辻〈1〉... [続きを読む]

« 仁淀川 柳瀬 あいの里 | トップページ | お引越し »