物部川支流 蛍を見にゆく
昨日の夜は、高知県野市町の物部川のほうに蛍を探しにゆく。高知市の東、南国市と野市町の間を流れる物部川。この川にも野中兼山の遺構の用水がいくつかある。
南国市の変な名前の町「御免」(ごめん)も、確か野中兼山の開いた用水と関係したと記憶する。荒れ地だった土地に用水がひかれた。開拓者をつのり、荒れ地を田にする政策がとられ、開拓中のしばらくの間、年貢を納めなくて良いという条件、つまり「年貢御免」の「御免」がその地名となって残った。
さて、写真は野市町の「三又」。「みつまた」なのか「さんさ」なのかは、ちゃんと知らない(笑)。用水が3つに分かれているので三又。
河岸段丘と呼んでいいのか、物部川にそって続く丘のきわにあるので、見晴らしよし、緑がいっぱいで気持ち良し。水もながれて気持ちよし。私が一息つくときに寄る場所である。
昨日の夜は、蛍が数匹いた。このあたり一帯に蛍が飛んでいるが数はそれほどでもない。しかし、木々と水と蛍と、というのは悪くない。
その後、土佐山田(今は香美町だっけ?)の工科大の近くへ。けっこうの数がいる。一匹捕まえて子供の手のひらにのせてあげる。三才児は不思議そうにのぞき込みながら、大切そうに両手のひらでちいさなドームをつくりずっと持っていた。
「そろそろ帰るから、みんなのところに返してあげて」というと、持って帰りたそうだったが、やがて手を開き、蛍はシャツにとまったりしながらやがて群れの方に飛んでいった。
私が幼い頃、今の家のすぐ近くにも蛍がいた。今は、わざわざ「コンクリートの用水がなく、田の水(農薬)や家庭排水が多く入らない川」を探して出かけなければならない。
どんどん数が減っている、蛍が私たちに教えていることは、多い。
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